白水の津

灘校の内部情報とか、雑記とか

2024-01-01から1年間の記事一覧

損得勘定のない人間関係

タイトル通りのテーマで、今回は書いていきたいかなと。 君子之交淡如水、「君子の交わりは淡きこと水の如く」とはよく言ったものです。才徳のある人の人間関係はさっぱりしていて、それでも長続きする。ここに利益を得たい、だとかそういった損得勘定の含ま…

雇用市場の公共性

久しぶりの更新です。今回は、「学歴フィルターの是非」という観点から、雇用市場において企業が果たすべき義務について考えていきたいと思います。 公共性と効率性という概念 このジレンマに悩まされる機会というのは、意外と多いものです。 学歴フィルター…

第1回共通テスト本番レベル模試

8;30~20:30、12時間仏塔氏の模試を久しぶりに受験。本当に疲れました~!そのあと体調崩しちゃったけど、これは家ではやっていた風邪が移っただけなのでそこまで関係ないとは思います。 英語Rで力尽きた感がすごい。本当に。 (試験時間順) 理科基礎50/10…

灘校の針路 第3回:中高一貫と人間関係の固定化

今回は少し趣向を変えて、灘校のみならず、中高一貫校全体に議論の幅を拡大したうえで、人間関係の固定化と、それがもたらす影響について考えていきたいと思います。 あまり他校との比較はできていませんが...灘校と、双子の片割れが通っている神戸女学院く…

灘校の針路 第2回:団結か、多極化か

前回は灘校の中での相互理解がコロナ禍において減少し、それが灘校の自由を不干渉から排外へとつながりかねない無関心へと転向させつつあることについて論じました。 灘校(にかかわらず、組織全体)の相互関心を促進するには、大きく分けて2つの選択肢があ…